ここ数年ではホテルブライダルの花の仕事をしたり、
最近では大好きなフォロワーさんにいいねを頂いたり、
受講生さんに囲まれ「先生」と呼ばれて照れていますが、
今日は、なぜお花に関わるようになったか、
お話ししたいと思います。
もう15年前になりますが、
夫が倒れたことがありました。
子どもは2歳3歳で、
夫はICUの中の
しかもガラス張りのベッドに
30日。
よくドラマにあるシーンですね、
『今夜がヤマです。』
というやつです。
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ソレがひと月続き、
涙目で山手線に乗って
見舞いに毎日行き、
そのあと、
幼稚園のお迎えに行くと、
お池で金の鯉がゆったり泳いでおり、
梅やコブシや沈丁花の花が
満開でした。
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生きてる〜!
という
花の樹木の生命力が
2月の寒い空気の中
キラキラ
輝いて見えました。
急性期の病院は最高3ヶ月で退院ですが、
夫は半年近く入院しました。
50年前に副作用が強いために
認定を外された薬しか、
もう効果のある薬はなく、
日本で3病院しか保管されてない薬を
分けて貰い、夫は生き延びました。
毎日お見舞いに行くので、
院内のいろんな人に私は顔を覚えられ、
『いつ頃退院ですか?』と、
会計の人に聞かれたことも。
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それから以前にも増して
精一杯咲いている花や、
ツヤツヤ伸びていく木の芽に
エネルギーを感じて、
今の自分を大切にしようとか
今日の元気を太陽から貰ってるとか
私の場合は、
花や木から
生きるオーラを
たっぷり呼吸できる気がして、
花にかかわるようになった気がします。
そしてお教室を始めた時に、
自分の人生の後半戦を、
『ちょっとのやってみたかった💕ワクワク💕』
に染めていく幸せを🌟
お裾分けできたらという思いになったのも
お教室を始めた動機の一つとなっています。
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ちなみに、
薬で足が麻痺した夫は
腹の出たオッサンになり、
今では
小児がんのNPOのお手伝いをしています。
そして夫婦でときどき、
子供達が来る畠の
草むしりに(杖をついて)
出掛けたりしています。